みんな違って・・・。

今日は息子の学校で講演会がありました。
いのちをいただく、という絵本を描いた熊本の食肉業者の方です。
この絵本自体は、私が参加している読み聞かせボランティアで必ず読んでほしいということで読まされていたため知っていたのです。
そして、なかなか忙しい方らしいのですが、今回日程が合ったため、来ていただけることになりました。
普段講演会というのは保護者だけで聞くのですが、ぜひ子どもたちも一緒にと言われたので、体育館でみんなで聞くことになったのです。

その方が若いころ、差別用語を言われ馬鹿にされた、というお話をされました。
そして、意味が分からなかったので先輩に聞いたところ、「バカにするけど、そういうやつらも肉を食べているのに」と、とても悔しそうに言った、というのが印象的でした。
実際いるんですよね…そういう人って、しかもたくさん。
例えば、お酒を飲みに来ているのに、対応してくれている女性に対して「なんでこんな仕事をしているんだ!」と説教をするおじさん。
そしてまた、そういう人に限って隙あらば触ろうとしたりするんです(笑)
私も個人経営のスナックのような居酒屋のようなお店でアルバイトをしていたことがありますが、やはりいました。

「こんな仕事をして、親は知っているのか」から始まり、「お前は何の苦労もしてきていないだろう」とひたすら説教をするんですよね。
いやいや、あなたよりよっぽど苦労を知っているから、そんな風に人にグチグチ言わないんですってば、と言いたくもなりましたが、言ってしまったら同じ立場になっちゃいますからね。
人を差別する発言をするけど、実際はその恩恵を一番受けている、という人って結構多いと思います。
専業主婦も同じようなものかな、と思います。

仕事が本当に忙しいのに役員がまわってきた、どうしよう、という時に助けてくれるのが専業主婦をしている人だったりするのに、働かないのはクズだ、みたいな発言をする人っていますもんね。
みんなそれぞれ尊いのですから、醜いけなし合いみたいなことはしないようにした方がいいのになぁ、と講演を聞きながら思いました。
みんな違ってみんないい、そんな詩人の言葉がふと浮かんできたのでした。

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